チョウド1年前。

2002年9月11日
テロ事件から丸1年が経った。
アメリカは朝から(前の日から)テレビも新聞も
ネットもその話題で皆落ち着きが無い。

もちろん、私も事件に関して他人ゴトじゃ
無かったから一日気持ちが不安定だった。

(全然関係ないけど、その日が元彼と付き合い
だした日でもあったのよね・・^^;)

Anyways!!そう、学校行ったら皆クラスに入らないで
ザワザワ騒いでた。どしたー?って聞くまでも
なく、「飛行機がビルに突っ込んだ!!」って
ラジオ聞いてた奴が新たな号外を持って来た。
朝早かったから全ての状況を理解するのに結構
時間かかったけど・・・何よりも先に、

「そういえばさー・・先週からウチの教授って
ペンタゴンに行ってなかった?大丈夫かなぁ?!」

そしてほんの5分後、ペンタゴンにも飛行機が
突っ込んだって聞いた時は、私はもう気が気じゃ
なかった。

教授は政府のために大事な任務(福祉関係)に付いてる
らしくて、丁度その時はペンタゴンに出張中だった。

家に帰ってテレビを付けてみると、ペンタゴンの
すさまじい&生々しく崩壊した有り様が報道
されてて、涙が止まらなかった。

何かあっても1人じゃどうする事も出来ない。
どうしよう。
あんなに良い教授はいないのに。
大好きなカール。死なないで!!

誰もがそう願っていた。

それから1週間が経っても何も連絡が無くて、
学部の教授達も動揺を隠せなくなってた頃・・

ひょっこりカールは帰って来た。
ひょっこりっていう表現は変だけど、でも
カールは怪我一つない身体で帰って来てくれた。

「いやぁ、運良く隣の建物に居てね。
命拾いしたよ・・・でも仲間が・・。」

そう言って、カールはあの恐ろしい日の出来事を
クラスで話してくれた。まるで映画のワンシーンの
様だったって。でも現実だったって。皆、全身に
鳥肌が立って硬直していた。

「戦争を知らない子供達」

私達はずっとそうなんだって思って来た。
時代は繰り返されるっていうけど、今になって
戦争が繰り返されるなんて誰が予測出来ただろう。
しかもアメリカを相手にするなんて。

一年経った今、ますます国と国との対立は悪化する
一方で、ブッシュの戦争モードもヒートアップ
しるけど、人々の心の傷はこれっぽっちも
癒されてはいない。

差別を受けて来た人達、最愛の人を失った人達、
テロの恐怖心に脅えて外に一歩も出られなくなった人達・・・

こんなのってナイヨ・・って思ったのが、
テロでお父さんを亡くした子供達。
テレビで報道されてたのは、テロで夫を亡くした
妻達だったけど、その最愛の夫が亡くなった後に
妊娠してる事に気付いて・・・っていう話。

お父さんの顔を覚えてない(っていうか、一生
会う事のない)子供達。涙が溢れて止まらなかった。
どうして世界で一番純粋(innocent)な
子供達を不幸にしてしまうんだろう・・・。


・・これ以上書くとまた気持ちが高ぶってまた
泣いちゃいそうなんで、今日はここら辺で。
かーなりマジメな話でした。

テロ事件の被害者および遺族の方に、謹んで
ご冥福をお祈りします。

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